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三井不動産が東京ドームを大改装
国内最大の大型ビジョン導入、観客席も一新

三友新聞 2022年3月3日号 より]

東京ドームの親会社・三井不動産(菰田正信社長)を中心に、読売新聞グループ本社、読売巨人軍、東京ドームの4者は東京ドームで過去最大規模となる改装を行った。場内コンコース及び各ゲートのデザインは三井デザインテック(檜木田敦社長)が監修。3月2日に始まったプロ野球オープン戦から公開している。

フルカラーLEDのメインビジョン面積は4.4倍の1,050m²に拡大。単体面積では国内スタジアムで最大となる。正面の22番ゲートには3面の大型電子画面と16本の天井LED画面を設置。入口ゲートから観客席までは260台の電子画面を配置し、迫力ある映像で入場時の没入感を高める。

国内最大のメインビジョンは横幅125m

観客席は6種類の特別席を新設・リニューアル。4人定員のグループ席や壁で仕切られた半個室席、ペア観戦用のカウンター席などを設けた。バックネット裏に位置する最高級シートの「ダイヤモンドボックス」は160席から290席に増やした。このほか、3階の「プレミアムラウンジ」や28室の特別室からなる「THE SUITE TOKYO」(旧スイート倶楽部)も一新している。

三井住友カード(大西幸彦社長)の決済端末「stera mobile」を約300台導入し、場内の全売店、客席販売、場内チケットカウンターは完全キャッシュレス化。3月25日からは巨人戦限定で顔認証システムやSuicaによる入場も開始する。

正面玄関の22番ゲートには3面の大型電子画面

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