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秩父で古民家をホテルに再生
SMFLなど、地域活性化を推進

三友新聞 2021年10月21日号 より]

三井住友ファイナンス&リース(橘正喜社長、SMFL)が西武プロパティーズ、一般社団法人秩父地域おもてなし観光公社、NOTEと共同出資する「秩父まちづくり」は、秩父市と連携し、秩父エリアの歴史的建造物や古民家を再生し活用したカフェ・レストラン・宿泊施設を展開し地域活性化を推進する。

空き家増加や過疎化などの地域課題を解決するため、秩父市では自然や歴史文化を利活用するエリア計画を策定して魅力を発信し、移住の契機づくりや人口増加を図っている。

秩父エリアの古民家活用事業の第1期で、秩父まちづくりは西武鉄道西武秩父駅周辺エリアに点在する「小池煙草店(登録有形文化財)」「宮谷家(小池煙草店に併設)」「マル十薬局」の3件を改修する。レストランやカフェを併設した3棟で一つの分散型ホテルとして再生させ、地域内にホテル機能や客室が点在することで滞在客の地域内回遊を狙う。2022年春頃に開業予定。

SMFLは秩父まちづくりで、ファイナンスのアレンジメントを担う。また同事業には三井住友銀行(髙島誠頭取CEO)も協力している。

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