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中小企業の脱炭素化をサポート
三井住友海上がウェイストボックスと連携

三友新聞 2021年7月1日号 より]

三井住友海上(船曳真一郎社長)は、企業の製品やサービスにおけるCO₂排出量算定を手掛けるウェイストボックスと連携し、中小企業向けの脱炭素経営支援サービスを開始する。

具体的には、三井住友海上経営サポートセンターが脱炭素経営の進め方のアドバイスや、複数の国際機関によって運営される環境認定のSBT取得メリットの説明などを行い、ウェイストボックスはCO₂排出量の算定支援や目標設定・削減活動支援、SBTの認定取得支援を行う。

これまでは大企業を中心に事業における脱炭素化計画が打ち出されてきたが、6月にはトヨタ自動車(豊田章男社長)が取引先の部品メーカーにCO₂排出量削減を求めるなど、サプライチェーン全体での脱炭素化が求められるようになってきた。

三井住友海上とウェイストボックスは、中小企業の脱炭素化を支援することで環境と企業の競争力強化の両面に貢献する考え。

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