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味の素から医薬品工場建設工事を受注
TOYO、資材調達から試運転まで一括請負

三友新聞 2020年12月10日号 より]

東洋エンジニアリング(永松治夫社長、TOYO)傘下のテックプロジェクトサービス(今西隆美社長、TPS)は、味の素が三重県四日市市で計画する中分子医薬品原薬新工場建設工事を受注した。

TPSはプロジェクトの基本計画段階から参画し、工場一式の設計、機器資材調達、建設工事、試運転までのEPC業務を一括請負で実施する。2022年3月完成予定。

味の素は今回のプロジェクトで核酸医薬品およびペプチド医薬品の原薬を製造する国内最大規模の工場を建設する。これにより生産能力を拡大し、バイオ医薬品受託開発製造を担う味の素バイオファーマサービスの事業拡大を目指す。

TPSは医薬分野を中核事業の一つに位置付け、近年特に成長が期待される中分子・バイオ医薬品製造工場の受注に注力してきた。今後も次世代医薬分野への取組みを進め、事業拡大を図るとしている。

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