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三井住友海上がイスラエルの保険会社に出資
先進デジタル技術の取り込み図る

三友新聞 2020年12月3日号 より]

三井住友海上(原典之社長)は、イスラエルでオンライン・ダイレクト専業保険を手掛ける持株会社Direct Insurance-Financial Investments Ltd.(DIFI社)に出資する。また、DIFI社傘下の保険会社、I.D.I Insurance Company Ltd.(IDI社)内に共同ラボを設置することで合意した。

IDI社はイスラエルのスタートアップと協業し、デジタル技術を用いたオンライン保険商品・サービスを開発しており、同国内のダイレクト損保事業者として業界第一位の実績を持つ。

三井住友海上は、IDI社との共同ラボを通じて最先端のデジタル保険販売技術の取り込みを目指す。具体的には、顧客と代理店との非対面募集を強化するほか、実証実験を重ねることで技術やノウハウの国内外への展開を進める。

イスラエルはデジタルイノベーションにおける世界の中心地の一つ。三井住友海上はイスラエルでの協業加速で、今後はセキュリティやモビリティサービス、保険金支払い等様々な領域を視野に、新技術の発掘と取り込みを機動的に行える態勢を構築する考え。

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