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「健康社食アプリ」の本格運用開始
エームサービスが三井物産本社で

三友新聞 2020年12月3日号 より]

エームサービス(山村俊夫社長)は、食に関するITスタートアップのおいしい健康と共同開発したスマートフォン向け「健康社食アプリ」について、11月から三井物産(安永竜夫社長)の社員食堂で本格運用を開始した。健康状態に合わせた社食メニューの提案など、社員の健康管理を支援するもの。2018年10月から3カ月間、三井物産で実証実験を行い、効果を検証していた。

「健康社食アプリ」の画面イメージ

アプリによる提案メニューは、健康診断データや利用者が設定した食事テーマに基づいて行われる。さらに、コロナ禍による在宅勤務や家庭での調理機会の増加を背景に、家庭での献立作成支援機能も拡充。社員本人だけでなく家族を含めた「食事の悩み」を選択することで、塩分の少ない料理や5分程度で作れる時短レシピなども検索できる。そのほか、飲酒記録や休肝日設定機能で飲みすぎの防止に繋げる。「歩数記録」は社内ランキング形式で表示し、競争心と健康意識の醸成を図っている。

三井物産は今年5月に新社屋へ移転。社員食堂をはじめとする新たな館内飲食サービスをエームサービスが受託した。三井物産は、健康経営施策の一つとして健康社食アプリを採用。エームサービスにより、三井物産の本社勤務者全員がアプリを利用できるよう運用されている。

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