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「東レ90年史」が優秀会社史賞受賞
「50年史」「70年史」に続く3度目の受賞

三友新聞 2020年11月12日号 より]

東レ(日覺昭廣社長)が2018年に刊行した「東レ90年史」が、一般財団法人日本経営史研究所が主催する「第22回優秀会社史賞」を受賞した。東レの同賞受賞は第1回(1978年)の50年史、第11回(1998年)の70年史に続いて3度目。

「東レ90年史」は、ステークホルダーの理解を深めると共に、社員に向け、将来のため現在・後世に語り継ぐべき歴史的な事柄を正しく記録し、温故知新の役に立つ教育研修的な効果と、それを読むことで会社に愛着と誇りを持ってもらうことを目的として制作。社史編纂の目的が十分に達成されていることや、設立以来の90年間について十分な資料調査と史実の丁寧な再検証を行った点などが評価され、受賞に結び付いた。

日本経営史研究所では、会社史の水準向上の一助とすべく、昭和53年(1978)から隔年で優れた会社史の選考を実施、表彰を行っている。今回は2018年4月から今年3月までに刊行された107社の会社史を対象に、専門研究者による選考の結果、「東レ90年史」を含む4社が「優秀会社史賞」に選ばれた。

東レ90年史

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