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日本橋三越でワールドウォッチフェア開催
4,700万円の超高級時計も、10月27日まで

三友新聞 2020年10月22日号 より]

日本橋三越本店は本館6階のウォッチギャラリーで、「三越ワールドウォッチフェア」を開催中。23回目となる今年は、「時の懸け橋」をテーマに最新技術を駆使した新作から時計文化を振り返る歴史的工芸品まで幅広い高級時計を取り揃えた。会期は10月27日まで。

期間中は各ブランドの新作や限定モデルの高級時計が勢揃い。ジャガー・ルクルトの「マスター・グランド・トラディション・グランド・コンプリケーション」は、1恒星日(23時間56分41秒)でダイヤル上を反時計回りに1周する機構を備えるなど、複雑な時計製造技術を突き詰めた作品。世界限定で8点のみ販売する。価格は4,700万円。

創業175年を迎えたA.ランゲ&ゾーネは歴史を象徴する懐中時計を展示しており、新作の「オデュッセウス」は480万円。

ジャガー・ルクルトの世界限定8点品

A.ランゲ&ゾーネの「オデュッセウス」

フェアでは数百万円から数千万円の超高級時計だけでなく、10万円台からも販売している。

また、三越本店では10月中旬まで時計の歴史にまつわる関連企画展を開催。江戸時代に和服に合わせて使われた印籠時計や時計師を志す研究生の卒業作品、ドイツの軍用時計などを展示したほか、特別ブースでは初代の販売から60周年を迎えた「グランドセイコー」の歴史を振り返り、好評を博した。

江戸時代に使用された印籠時計

三越ワールドウォッチフェア

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