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水素社会目指し推進協議会設立へ
準備委員会に三井系4社参画

三友新聞 2020年10月22日号 より]

水素社会の構築・拡大に取り組む民間9社が、グローバルな連携やサプライチェーンの形成を推進する新団体「水素バリューチェーン推進協議会」の準備委員会を立ち上げた。委員会には三井グループの4社が参画している。

三井グループの参加企業は東芝(車谷暢昭社長)、トヨタ自動車(豊田章男社長)、三井住友フィナンシャルグループ(太田純執行役社長グループCEO、SMBCグループ)、三井物産(安永竜夫社長)の4社。三井系以外の5社は岩谷産業、ENEOS、川崎重工業、関西電力、神戸製鋼所。トヨタとSMBCグループ、岩谷産業が事務局企業を務める。

9社は水素社会構築を加速させるため、①水素需要創出、②スケールアップ・技術革新によるコスト低減、③事業者に対する資金供給、の3点の課題解決を目指す横断的な団体が必要という認識の下、新団体設立の具体的な検討を開始。新団体では既存団体や事業者と協力・協調し、水素バリューチェーンの構築を目指して、活動に取り組んでいくため、事業化、渉外、調査等の機能を準備する。

9社は12月初旬の新団体設立を目指し、取り組みに賛同する企業、自治体、団体の参加を募る考え。

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