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「炭鉱電車」のマニアック映像を公開
三井化学のYouTubeチャンネルで

三友新聞 2020年9月17日号 より]

三井化学(橋本修社長)は、今年5月に運行を停止した福岡・大牟田の三井化学専用線(炭鉱電車)について、瀬木直貴監督によるメモリアル映像を制作している。このほど、メモリアル映像に盛り込めなかった「マニアックすぎる動画」を特別編集し、同社YouTubeチャンネルで公開した。

炭鉱電車は明治時代から三池炭鉱の石炭輸送で使われていたもので、三井化学は一部路線と車両を受け継ぎ、今年5月まで100年以上にわたり、三池港との原料輸送で使用していた。

三井化学では輸送手段の変更に伴い、5月に専用線を廃止。炭鉱電車への感謝と未来に向けたレガシーとしての活用を検討する「ありがとう 炭鉱電車プロジェクト」を開始し、映画監督の瀬木氏による映像制作や、「音」をアーカイブ化し音源の無償提供などを行っている。

今回の「マニアック動画」は、瀬木監督がメモリアル映像を制作するにあたり撮影したが、マニアックすぎて短編映像に盛り込めなかったもの。8月27日から4週にわたり、1週3本ずつの映像を三井化学YouTubeチャンネルで順次公開を始めた。

普段は見ることのできない、工場内を走るシーンや操車場から工場に向かうシーン、運転の様子や運転席からの車窓、方向を転換するためのスイッチバックなど、動画は全12本。1本ずつは30秒強の短いものだが、見応えは十分。

マニアック動画は「三井化学YouTubeチャンネル」で公開中

炭鉱電車マニアック動画

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