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渋谷「MIYASHITA PARK」6月18日開業
三井不動産、宮下公園を大規模複合施設に

三友新聞 2020年3月19日号 より]

三井不動産(菰田正信社長)は、東京・渋谷で開発中の複合施設「MIYASHITA PARK」を6月18日に開業する。

施設は渋谷駅至近の山手線と明治通りに挟まれた全長330mの細長い区画。4層で構成される。敷地面積は約1万m²。交差点で南北に分断されていた宮下公園を道路上空のデッキで接続した。屋上部分の4階を公園、1階から3階までを南北2棟の商業施設とし、北端には地上18階のホテルを建てる。

MIYASHITA PARKの施設全体イメージ

公園には従前のクライミングウォールやスケートボード場などのほか、都心では珍しいビーチコートも設ける。スポーツ関連では、アディダスの直営店やスケートボード専門店、高タンパク・低カロリー食の「筋肉食堂」を出店させる。

クライミングウォール・スケート場

飲食店はコカ・コーラバーの「VALUME」や手作りキットカットの「キットカット・ショコラトリー」などの新業態店がオープン。ファッション店は「PRADA」などの一流ブランドに加えて、カナダ発の「MOOSE KNUCKLES」が日本初上陸し、革製品の「スキマ」も商業施設に初出店する。娯楽施設は「or」が開業。1階はカフェ、2階はギャラリー、3階はクラブとし、渋谷の新たなナイトスポットにする。

このほか、三井不動産は多拠点型シェアオフィス「WORK STYLING」を開く。ホテルは同社新ブランドの「sequence:MIYASHITA PARK」(240室)の1号店をオープンさせる。

MIYASHITA PARK俯瞰イメージ

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