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三井住友銀行がウズベキスタン3銀行と提携
貿易金融で協働し顧客企業の取引拡大図る

三友新聞 2020年1月23日号 より]

三井住友銀行(髙島誠頭取CEO、SMBC)は昨年12月、ウズベキスタン共和国のミルジョエフ大統領が初めて来日したことを機に、同国の3銀行と業務提携に関する覚書を締結した。

国営商業銀行・サノアートクリリッシュ銀行(SQB)との覚書は、貿易金融や制度金融分野でのファイナンス取引に加え、預金や円決済業務での協働を目指すもの。

ウズベキスタン対外経済活動銀行(NBU)とは2011年に貿易金融の促進等を目的とする覚書を結んでおり、業務提携関係を強化してきたが、今回はデッドキャピタルマーケット、リースファイナンスなどの分野に協働範囲を拡大させる。

Asaka BankもNBUと同じく2012年に貿易金融促進の覚書を結んでおり、今回は預金や円決済業務等総合的な銀行取引に協働範囲を拡大させることで、現在の提携内容を更に充実させる。

また、3行とは国際金融機関の制度等を利用した持続可能な成長(サステナブルグロース)に資する案件を協働で推進することにも合意した。

SMBCは今般の覚書締結を通じ、顧客の同国との貿易取引の拡大や、現地での事業機会に関するニーズにより幅広く応えるとしている。

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