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SMFLが医療機関向けファンド設立
日本政策投資銀などと40億円規模

三友新聞 2019年8月1日号 より]

三井住友ファイナンス&リース(橘正喜社長、SMFL)は、同社100%出資のSMFLみらいパートナーズと、ブルーライン・パートナーズ、日本政策投資銀行(DBJ)の3社がサンブルー・ヘルスケア(SBH)を設立し、SBHが運営するヘルスケアファンド「サンブルー・ヘルスケア1号投資事業有限責任組合」を組成する、と発表した。ファンドの総額は40億円。8月から運用を開始する。

SBHは、国内医療機関や介護法人向けに、メザニンローン、不動産流動化や債権買取の資金を提供。併せて、診療報酬・介護報酬改定、少子高齢化など事業環境の変化への対応や後継者不在、人材不足等の経営課題を支援する経営コンサルタント機能を提供する。

スポンサー3社が持つ幅広いネットワークや財務面、医療経営の知見・ノウハウを活用し、医療機関及び介護法人を資金面や経営面でサポートすることで、地域の医療・介護体制の整備に貢献する。

SMFLはファンドを通じ、医療・介護事業者の経営課題解決に資する機能を拡充すると共に既存ヘルスケア事業とのシナジーを創出し、ヘルスケア分野において、より付加価値の高いサービスを提供していく考え。

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