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三井住友海上がインドネシア生保事業拡大
現地合弁会社に290億円追加出資

三友新聞 2019年7月18日号 より]

三井住友海上(原典之社長)は、インドネシアの合弁生命保険会社・シナールマスMSIG生命の普通株式30%を約3.8兆ルピア(約290億円)で追加取得し、出資比率を引き上げた。併せて同社をインドネシア証券取引所に上場させた。

シナールマスMSIGにはもともと、インドネシア・シナールマスグループの金融会社・SMMAと三井住友海上が折半出資していた。資本金は1,050億ルピア(約8億円)で、約1,100人の従業員と4兆3,500億ルピア(約330億円)規模の総保険料を保有する。三井住友海上の追加出資により持株比率は、三井住友海上80.0%、SMMA12.5%、一般株主7.5%となる。

インドネシアの生命保険市場は過去5年で平均約15%の成長を遂げ、若年層を中心に世界4位の人口(約2.6億人)を有することから今後さらなる成長が見込まれる。

三井住友海上は、この成長市場を背景にシナールマスMSIGを戦略上の重要拠点と位置づけ、戦略的パートナーであるシナールマス・グループと協力して事業の拡大を図るとともに、インドネシアにおける保険の普及と経済発展に貢献する考え。

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