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AIチャットボットを千葉興銀に導入
三井住友銀行がマイクロソフトと共同開発

三友新聞 2019年6月27日号 より]

三井住友銀行(髙島誠頭取CEO、SMBC)は、同社と日本マイクロソフトが共同開発したAIチャットボットエンジンを基にJSOLが製品化したAIチャットボットサービス「Collam」を、千葉興業銀行が導入すると発表した。

6月から開発に着手し、10月から千葉興銀公式サイトでの利用を開始する。

千葉興銀では、昨年から当日振り込みの取り扱いが24時間365日可能となり、深夜帯の照会対応と職員の業務効率化が課題となっていた。Collamの導入により、顧客の利便性向上と職員の業務効率化を図る。

Collamは、チャット形式でAIが質問に応えるシステム。システム自身が学習データを生成し、かつ、どのようなデータを登録するかを管理者に示唆するなど、運用負荷を大幅に軽減する仕組みが取り入れられている。

SMBCではインターネットバンキングやアプリの操作案内の照会にチャットボットを用いるなど、ITを活用した新サービスの導入やビジネス化を推進している。

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