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札幌で「SDGsと観光」考える教育講座
三井住友信託銀行が開催・中高生22人参加

三友新聞 2019年4月11日号 より]

三井住友信託銀行(橋本勝社長)は、札幌市近郊の中高生を対象とした環境教育「サステナブルローカルハイスクール」を、札幌市民交流プラザで3月9日に実施した。当日は中1~高3の生徒22人が参加し、SDGsと観光について考えた。

ワークショップの様子

三井住友信託は、次世代を担う子供たちに向けたナショナル・トラストの推進啓発活動として、ESD(持続可能な開発のための教育)プロジェクトに2012年から取り組んでいる。

12回目となる今回は、JICA北海道、札幌市環境局の講師が、札幌の街の課題について講義を行い、その後のワークショップでは6つの班に分かれて「観光客が共に参加できる持続可能な観光」をテーマに、観光客にしてもらいたいアクションをSDGsと紐付けて検討。生徒からは「観光客も日本のゴミの分別を体験する」「文化交流会に参加し相互理解を深める」など、観光客をゲストとして迎え入れる立場から考えたアイデアが出された。

それらのアイデアは、観光客の普及啓発に繋がるSDGsアクション集「いいね!SDGsアクション」という冊子にまとめ、4月以降、札幌市内の観光関連施設などに設置される。

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