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三井越後屋ゆかりの藤岡神輿を展示
日本橋三井タワーで7月7日から2日間

三友新聞 2018年6月28日号 より]

江戸時代に奉納された三井越後屋ゆかりの神輿が7月7日から2日間、日本橋に「里帰り」する。

呉服業を営む三井越後屋が当時、上州絹の仕入れ先であった群馬県藤岡市の諏訪神社に納めたもの。地元に残る文献や公益財団法人三井文庫などの研究から近年、御輿の由緒が明らかになった。「男神輿」「女神輿」の一対の2基があり、「女神輿」は損傷が進んでいたが、「男神輿」は今も地元の「藤岡まつり」に登場する現役で、200年以上にわたり担がれている。

日本橋に里帰りする藤岡神輿

「男神輿」は2013年の神田祭で日本橋に「里帰り」を果たし、昨年は日本橋三越本店新館の日本橋口に展示された。今回は修復を終えた「女神輿」とともに、男女一対の神輿が初めて日本橋を訪れる。

展示会場は日本橋三井タワー1階アトリウム。展示期間は7月7日正午から午後7時、7月8日午前9時から午後3時まで。

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