会員会社ニュース

油田開発支援船事業を強化
三井物産・商船三井が共同出資

三友新聞 2018年6月28日号 より]

三井物産(安永竜夫社長)と商船三井(池田潤一郎社長)は、海底油田工事の支援船事業を強化する。このほど、ノルウェーの海洋事業大手グループのアコフス・オフショアの株式を25%ずつ取得した。出資金額はそれぞれ80億円。支援船3隻を運用し、ノルウェーやブラジルに貸し出す。

サブシー支援船

三井物産、商船三井、アコフスの3社は2016年に合弁会社「アビームサブシー」を設立。海底油田設備の設置・保守・撤去などを担う「サブシー支援船」の事業に乗り出し、ブラジルの国営石油会社・ペトロブラスに1隻を貸船している。

今後はアビームサブシーをアコフスの完全子会社とした上で、アコフスが保有する既存のサブシー支援船2隻と合わせ、計3隻を運用する。2隻はペトロブラスに貸船中で、残りの1隻はノルウェー企業に貸船する予定。

他の記事も読む