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鳥取で小水力発電向けリース
SMFL・三井三池の水車で更新

三友新聞 2018年6月21日号 より]

三井住友ファイナンス&リース(橘正喜社長、SMFL)と山陰総合リースは、京葉プラントエンジニアリングが行う小水力発電事業(鳥取県大村発電所)向けに、発電設備のリース及び既存施設の改修費用の立替払いの契約を締結した。

契約の対象は水車、発電機、水圧鉄管路など発電設備一式及び導水路の改修費。大村発電所は老朽化により維持管理が困難になったことから、今般設備を全面更新。更新された発電所は、三井三池製作所(平川幸知社長)の「横軸フランシス水車」を設置し、赤波川から取水した農業用水を利用する。年間の発電量は、一般家庭360世帯分の年間電力消費量に相当する約130万kwh。中国電力に売電する。

今般の更新に続き、SMFL、山陰総合リース、京葉プラントの3社は、鳥取県の農業協同組合5団体がそれぞれ地元で管理・運営する8カ所の小水力発電所についても、設備の更新及び既存施設の改修を順次行う予定。

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