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被災地の卒業生に花贈る
新日本空調の空調技術で栽培

三友新聞 2018年3月29日号 より]

新日本空調(夏井博史社長)は、近畿大学が主催する福島県川俣町の「復興支援プロジェクト」に参画、川俣町立福田小学校の卒業生に色鮮やかなハート型の花・アンスリウムを贈呈した。

ビニールハウスで栽培されるアンスリウム

近大は復興支援の一環として2013年、川俣町内にアンスリウムのビニールハウスを設置。街の特産品化を目指し、農学部が栽培支援を行っている。

新日本空調はビニールハウス内の光や空調、二酸化炭素濃度を制御し、植物の生長を促す「二酸化炭素施肥制御技術」を提供。卒業式に用意されたアンスリウムは児童自身が近大の定植体験として生育したもので、会場に飾られたほか、花束として卒業生に贈られた。

「二酸化炭素施肥制御技術」は近大と新日本空調が共同開発した植物促成栽培技術。空気中の二酸化炭素濃度のほか、光環境、温度、湿度、風速をコントロールし、安定的かつ効率的な作物栽培が可能となる。

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