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王子HDが三菱製紙に33%出資
資本業務提携で収益の向上図る

三友新聞 2018年2月15日号 より]

王子ホールディングス(矢嶋進社長)は、三菱製紙と資本業務提携する。王子HDは三菱製紙の総議決権数の33%にあたる株式を所有する予定で、三菱製紙を持分法適用会社とする。

両社は、2007年の情報用紙事業の業務提携及び三菱製紙による王子HDを引受先とする第三者割当増資以降、アライアンス強化を進めてきた。2017年3月期からは、共同バイオマス発電事業の立ち上げや家庭紙合弁事業の立ち上げに着手するなど、業務提携の範囲を拡大している。

今回の業務提携により、現時点では2021年度に、両社それぞれ営業利益25億円以上の収益改善効果を想定している。

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