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自動車開発支援企業を傘下に
三井化学がアークへのTOB成立

三友新聞 2018年1月25日号 より]

三井化学(淡輪敏社長)は、自動車など工業製品の新製品開発支援を手掛ける㈱アークへのTOB(株式公開買付け)を成立し、グループに加えてモビリティ事業の強化を図る。三井化学は約301億円を投じて筆頭株主となった。アークは東証一部上場を維持する。

握手を交わす右から淡輪社長、アークの金太浩社長、三井化学・下郡孝義取締役常務執行役員モビリティ事業本部長

発表会見を行った淡輪社長は、「筆頭株主として、アークの企業価値向上に協力したい。モビリティ事業では当社の強みである機能性樹脂製品の提案を従来通り進めるが、総合力のあるソリューションの提供にはアークの力が必要」と語った。

三井化学は、2025年を目標とした長期経営計画を策定し、成長戦略のひとつにモビリティ事業をあげている。

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