三井のスポット

TBS赤坂ACTシアター
全世界で大ヒット中の舞台
『ハリー・ポッターと呪いの子』が
赤坂エリアに魔法をかけた!

アジア初となる舞台は、2022年7月から日本オリジナルキャストで絶賛公演中だ。
劇場内だけでなく赤坂サカスエリアもハリポタ世界観に沿って装飾され、まるであの魔法界にいるかのようなワクワク感であふれている。
シアターの内装も大きく改装。チケットをもぎる前の、劇場に一歩踏み入れた瞬間からハリー・ポッターの世界を体感できる

あの続きがまた見られる
5分に1回は起きる魔法

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』日本公演が、TBS開局70周年を記念して上演されている。世界ではすでに370万人が観劇しているという本舞台は、日本では2022年7月に開幕し、ロングランを実施中。2022年9月時点では、2023年5月分までのチケットを販売している。劇場となるTBS赤坂ACTシアターは2021年より大規模な改修を行い、ハリー・ポッター専用劇場として生まれ変わった。

映画・小説の続編として、原作者・JKローリング氏が書き下ろしたもので、描かれているのは19年後。ハリーは37歳になっており、3人の子どもの父親だ。次男のアルバス・セブルス・ポッターは有名人の息子としての苦悩を持ち、またハリーも父として悩んでいた。彼らを主軸に、ストーリーが展開されていく。CGが駆使された映画とは異なり、舞台でどこまであの世界観が表現できるのかが気になるところだが、その心配は完全に裏切られる。5分間に1回は起きる数々の〝魔法〟は、最新舞台装置の技術とアイデアの結集。実際に出演しているキャストすら「マジックではなく、ホンモノの魔法だ」と例えるほどで、観劇した誰もが唸るほどのリアルさ、迫力、驚きで圧倒してくれる。キーワードは「火」「水」「マント」。ぜひ劇場で体験してほしい。

「ハリポタは見たことがない」という人にも感動と驚きを与えてくれる舞台だが、もちろん原作ファンにとっても、随所に「知っているからこそ楽しめる・泣けるポイント」があり、3時間40分という公演時間をまったく感じさせない。

赤坂に存在する〝魔法界〟
球場全体の一体感を創出

舞台そのものもさることながら、TBS赤坂ACTシアターまで導いてくれる道のりには、臨場感を一気に盛り上げる演出が施されている。赤坂駅から劇場に向かうまでの「大階段」、赤坂Bizタワーの街並み「仲通り」はハリーが卒業し、またアルバスの通う魔法魔術学校である「ホグワーツ」をイメージし装飾。魔法界に迷い込んだような気分に高揚することだろう。ここでしか撮れないフォトスポットも楽しみの一つだ。「Harry Potter Cafe」や、オフィシャルグッズショップ「Harry Potter - Mahou Dokoro」もオープンし、赤坂の街はハリーたちが買い物によく赴いていた「ダイアゴン横丁」を彷彿とさせる。エリアごとにハリー・ポッターの世界観に染めた演出は、実は世界でもこの赤坂が初の試みだ。

演劇ともミュージカルともまったく異なる、「体感できるエンターテインメント」となった赤坂エリア。大人に魔法魔術学校への入学許可証はもう届かないが、ぜひ赤坂に足を運び、ワクワクする〝魔法〟を体感してほしい。

Harry Potter Cafe

天井には、特大サイズのハリーの杖が。額縁をまたがるパトローナスの装飾などハリー・ポッターの世界観に包まれる

Harry Potter - Mahou Dokoro

ハリー・ポッター、ファンタスティック・ビーストの公式グッズが揃うショップ。店内には「9と3/4番線」フォトスポットも

Wizarding World Gate

左右の壁面にはホグワーツの動く階段を彷彿とさせる肖像画。レッドカーペットの先には巨大なタイムターナーのオブジェを配置

INFORMATION

TBS赤坂ACTシアター

[所在地] 東京都港区赤坂5丁目3-2赤坂サカス内

[URL] https://www.harrypotter-stage.jp/

[アクセス] 東京メトロ 千代田線「赤坂駅」3b出口より徒歩1分
銀座線・丸の内線「赤坂見附駅」10番出口より徒歩8分
銀座線・南北線「溜池山王駅」7番出口より徒歩7分

[営業時間] 10:00〜終演まで(開場は開演の30分前)

[休演日] 詳細はHPにて要確認

出典:三井グループ・コミュニケーション誌『MITSUI Field』vol.56|2022 Autumn より

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