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病害に強い新ホップ開発
サッポロビールが気候変動に対応

三友新聞 2026年9月10日号 より]

サッポロビール(時松浩社長)はホップ栽培における病害の「うどんこ病」にかかりにくい新しいホップを開発した。農林水産省に新品種として出願中で、来年から北海道で商業栽培を始める計画だ。うどんこ病は地球温暖化の影響による拡大が懸念されており、ビール原料の安定調達のため、気候変動に適応する新品種の開発に取り組む。

ホップはビール特有の苦みや香りの元になる農作物。国内における主要産地は北海道や東北などの冷涼な地域に限られるが、気候変動の影響によって温暖な地域が北上すればホップの代表的な病害である「うどんこ病」が増加する可能性がある。罹患するとホップの球花が小さくなったり、葉が粉を吹いたような状態になり、苦みも減少する。

今回、サッポロが開発したホップはうどんこ病に抵抗性の高い系譜をかけ合わせた「フラノ2004B号」。ビールの苦み成分の「アルファ酸」を多く含み、ホップ使用量を減らすコスト削減効果も期待されている。早ければ2029年から製品利用を始める。

健全なホップの球花

うどんこ病にかかり、小さくなったホップの球花

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