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100%リサイクル原料の電気銅を供給
三井金属、顧客へ環境価値を提供
[三友新聞 2026年7月9日号 より]
三井金属(池信省爾社長)はグループ会社の日比共同製錬(高橋隆智社長)を通じ、マスバランス方式による100%リサイクル原料を使った電気銅の供給を開始する。
電気銅は、銅の製錬工程において電気を使って銅イオンを誘導することで99.99%以上に純度を高めた銅製品のことで、電線や電気部品など様々な製品の元となる。日比共同製錬では、銅鉱石由来の原料(銅精鉱)だけでなく電子機器の廃材に代表される「銅スクラップ」の積極的な処理を推進しており、業界内でも高いリサイクル原料処理比率を有している。
マスバランス方式は、特性や由来の異なる原料が製造工程の途中で混合され個々の原料を区別できない製品が製造される場合に、特定の特性や由来を持つ原料の投入比率に応じて、製品にその特性を割り当てて管理する手法。今回は同手法に基づき、「リサイクル原料由来分の特性を割り当てた電気銅」と「銅精鉱由来分を割り当てた電気銅」に分け、顧客へ向けて環境付加価値を備えた電気銅を供給できる体制を整えた。