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三井不動産が台北市初のららぽーと
約280店舗で3月20日開業
[三友新聞 2025年2月13日号 より]
三井不動産(植田俊社長)は、台北市初のららぽーと「三井ショッピングパーク ららぽーと台北南港」を3月20日にグランドオープンさせる。台北初出店のスーパー「ロピア」や日系・インターナショナルファッションブランド、2カ所のフードコートなど約280店舗を揃える。
4月以降にはシネマと約20店舗のレストラン、来年上半期には「キッザニア」が開業。全300店舗規模で幅広い層が一日楽しめるコンテンツを提供していく。日本のららぽーとで展開している「ママwithららぽーと」の経験を活かし、子育てに優しい施設を目指した取り組みも行う。
立地は台北駅から車で約20分、台北松山空港から約15分。最寄りの地下鉄駅からは徒歩1分と利便性が高い。5km圏内には約70万人が暮らし、周辺の南港経貿園区は台北市の新都心として発展が期待されている。ららぽーとは台湾人寿が開発する「中国信託金融園区」内の商業施設として地下1階から地上6階に展開し、エリアの賑わい創出に寄与する。開発区ではほかに多機能ホールやオフィスを含む複合的な街づくりが行われ、オフィス棟には1万5,000人程度が就業する見込み。
台湾のららぽーとは台中に続く2施設目。三井不動産ではほかに三井アウトレットパークを3施設開業させており、今般の台北南港で5施設目となる。

「ららぽーと台北南港」が入居する「中国信託金融園区」外観