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三井住友海上が子ども食堂で学習会
身近なリスクと適切な行動考える
[三友新聞 2025年1月30日号 より]
三井住友海上(舩曵真一郎社長)は1月25日、子ども食堂の運営を手掛ける一般社団法人感動こども協会の協力のもと、東京都大田区の飲食店「ビストロアジル蒲田店」で親子向けのたこ焼きパーティー「感動タコパ体験」を開催し、防災と保険を学ぶワークショップでは社員が講師を務めた。
当日は24名の子どもとその保護者が参加し、「川あそび中に聞こえた雷鳴」「留守番中の地震」「避難所に逃げる際のペットの扱い」「自宅近くで発生した火災」という4種の状況を想定して対応を考えた。いずれも決まった正解はなく状況に応じて適切な行動をとる必要があり、子どもたちは互いに意見を交わしながら自分なりの考えを深めていった。
今回の企画は、保険の力で社会課題の新たな解決策を見つけ出していく三井住友海上の公務開発部が主導したもの。子ども食堂の支援者向けの保険が未開発である状況を踏まえ、まずは現場の理解を深めようと、同部の社員4名がボランティアとして参加した。4名はワークショップの講師として身の回りに潜むリスクを知る大切さを訴えた後、子どもたちと「タコパ」を楽しんだ。
防災&保険ワークショップの様子 災害時の行動について子どもたちが意見を交わした