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SMBC・トヨタが水素ファンドに出資
三井住友DSアセットマネジメントが運営に参画
[三友新聞 2024年9月19日号 より]
三井住友銀行(福留朗裕頭取CEO、SMBC)とトヨタ自動車(佐藤恒治社長)は、水素ファンド「Japan Hydrogen Fund」に出資した。運営にはSMBCグループの三井住友DSアセットマネジメント(猿田隆社長)が参画する。
ファンドは三井住友DSアセットマネジメント、アドバンテッジパートナーズ、一般社団法人水素バリューチェーン推進協議会(JH2A)の3社が運営する。JH2Aはトヨタ元会長の内山田竹志エグゼクティブフェロー、SMBCグループの國部毅会長、岩谷産業の牧野明次会長が共同会長を務めている。
ファンドでは気候変動への対応のため、公的機関や民間機関と幅広く協業しながら、水素関連企業・水素関連プロジェクトへの資金供給を通じた、日本・世界の水素サプライチェーンの早期構築を目指す。SMBCやトヨタなどから4億ドル超の出資約束を得て、8月下旬に初クロージングを完了させた。三井住友DSアセットマネジメントはファンド管理サービス、サステナブル投資・日本裨益性評価を担う。