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JA三井リースがEV導入サポート
実証実験に参画、JAの導入を支援

三友新聞 2024年5月16日号 より]

JA三井リース(新分敬人社長)と傘下のJA三井リースオート(鈴木章洋社長)は、「EVトータルマネジメント」の実現に向けた実証実験に参画する。

イチネン、パイオニア、パナソニックが共同で実施している実証実験に加わる。JA三井リースグループが保有し、JA(農業協同組合)グループが使用する箱バンタイプの軽自動車をEV化する導入支援から導入後の安定した電力供給・運用まで、利用時の不安を解消するトータルマネジメントソリューションを開発・提供することで、地域のEV普及推進を図る。

具体的には、イチネンとパイオニアが共同開発した実証実験用のスマホアプリから取得する車両・走行用データを、パイオニアのルート最適化技術とエネルギー効率推定技術を活用したクラウドプラットフォームと組み合わせ、最適導入台数の算出やエネルギーコストの比較、CO₂排出量の見える化などのフリートマネジメントを行うEV導入シミュレーションサービスを構築する。

さらに、充電の電力量やタイミングの最適化を行うパナソニックのEV充電インフラを活用し、電力設備コストや電気料金の抑制、充電切れリスクの回避など導入後の運用を支援。またJA三井リース傘下でエネルギー関連事業投資と運用管理業務を担うJA三井エナジーソリューションズ(阿久津真吾社長)がグリーン電力供給のサポートを行うことで、エネルギーマネジメントを併せて提供する。

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