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採用向けにメタバース空間活用
新日本空調が「METAGO」に構築

三友新聞 2024年4月4日号 より]

新日本空調(廣島雅則社長)はメタバースを活用した採用活動を始める。仮想空間で匿名性を確保しつつ、視覚的に会社情報を提供し、就活生がエントリーする前にも理解を深めてもらう考えだ。

仮想空間を手掛ける「クロスコ」が提供するメタバースプラットフォーム「METAGO」(メタゴー)の中に独自空間を構築。採用サイトから申し込みのあった就活生にメタバースへの入室を案内する。エントリー前の匿名も受付ける。4月中旬からスタートする予定。会社資料閲覧や大学別のガイドツアー、質疑応答、インターンシップのワークショップなどを行う。

リアルな会社見学は予定を合わせて現地に足を運ぶ必要があり、いつでも入室可能なメタバースで就活生の時間や移動の負担を減らす。

匿名性を保つことでエントリー前の業界・会社研究の段階から就活生の個人情報を提供する抵抗感をなくす。対話の場面でも本人の顔が出ないアバターを通じたコミュニケーションによって就活生の心理的ハードルを下げ、会話を活性化させるとともに採用ミスマッチの軽減を図る。

メタバースを活用した採用活動

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