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三井化学が白神山地でベンチ寄贈
世界遺産応援、地元小学生がデザイン

三友新聞 2024年1月25日号 より]

三井化学(橋本修社長)と三井化学産資(橘明宏社長)は、世界自然遺産である白神山地の麓に位置する秋田・藤里町立義務教育学校藤里学園でベンチをデザインするワークショップを実施。小学生がデザインしたベンチを実際に製作し、学園や世界遺産センターなどに寄贈した。

三井化学が実施している「世界自然遺産応援プロジェクト」の第5弾。能代市出身の家具職人・湊哲一氏を招き、4年生12名に2回の出前授業を実施した。白神山地の魅力を振り返りながら描いた子供達の絵を元に、湊氏がベンチを設計。秋田県産の杉材を使って製作し、2回目の授業で三井化学産資の木材保護塗料「ノンロット」を塗装して完成させた。

完成したベンチ3基とコンビネーションベンチ1組は、白神山地世界遺産センター藤里館、総合観光案内所(森のえき)と藤里学園に寄贈。昨年、世界自然遺産登録から30周年を迎えた白神山地の訪問者に向け、豊かな自然の周知を図る。

三井化学では活動を動画にまとめ、YouTubeで公開している。また、三井化学ではこれまで白神山地のほか、屋久島、知床、小笠原と奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島での活動を行っており、これまでを振り返る動画も作成、公開している。

藤里学園の小学生と完成したベンチ

三井化学グループ世界自然遺産応援プロジェクト第5弾 ~白神山地~
三井化学グループ世界自然遺産応援プロジェクトの紹介 ~世界自然遺産登録開始30周年~

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