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小学生デザインの新「華ひらく」
三越7店舗で使用、銀座では納品式

三友新聞 2023年11月9日号 より]

銀座三越で10月25日、中央区立京橋築地小学校の5年生がデザインした包装紙「華ひらく」の納品式が開かれた。三越創業350周年企画の一環として各地の三越で今夏行われた、地元小学生と共創する企画「みんなでつくる華ひらく」の完成品を納めたもの。新デザインの華ひらくは、数量限定ながら各店舗で包装紙として実際に使用される。

納品式で小学生を迎えた銀座三越の榎本亮店長は「皆さんが新しい発想で作ってくれた包装紙がやっと出来上がった。今日から銀座三越でお客様のお手元に届く。本当に感動している」と挨拶。新デザインの華ひらくを笑顔で受け取った。

納品式後、小学生は1階エントランスに移動し開店時の接客を体験。発声してからお辞儀をするなどのポイントを学び、「いらっしゃいませ!」と元気よく来客を出迎えた。

納品式で華ひらくを受け取る銀座三越・榎本店長(右)

開店時の接客体験で「いらっしゃいませ」と挨拶

包装紙「華ひらく」は1950年、クリスマスプレゼント用の包装紙として画家の猪熊弦一郎氏によってデザインされたもの。海岸で波に洗われる石をモチーフにしたと伝わる。

三越伊勢丹のスマートフォン向け仮想空間アプリ「REV WORLDS」内では、11月30日まで華ひらくの展覧会を開催中。仮想空間ならではの自由度で、三越の包装紙の歴史や、華ひらくのモチーフとなった海岸の景色も体験できる。

仮想空間「REV WORLDS」内の華ひらく展覧会

REV WORLDS

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