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国内7カ所に太陽光発電所
JA三井リース、営農型も

三友新聞 2023年8月10日号 より]

JA三井リース(新分敬人社長)は大阪ガスと、国内7カ所、合計容量約8500kwの非FIT/非FIP太陽光発電所を共同で建設する。来年2月に完工予定。出資額は非公表。折半出資するAO電力1号合同会社が事業を担う。太陽光発電所関連事業などを手掛けるafterFITが7カ所のうち5カ所の設計・調達・建設、また全発電所で運転管理・メンテナンス業務を担う。

7カ所のうち、北海道・長沼町に建設する発電所は、パネルの下で農作物(牧草)を栽培する営農型太陽光発電所とし、㈱田舎暮らしが牧草の栽培・収穫、近郊の牧場への家畜の餌としての供給を行う。その他の発電所は北海道、岐阜、京都に1カ所ずつと、三重3カ所。各発電所の規模は600~2000kw。

発電所の建設は、経済産業省が公募する「需要家主導による太陽光発電導入促進補助金(令和4年度予算)」の採択を受けている。また必要な資金の一部は、資金使途に関連した資産から生じるキャッシュフローのみを返済原資とするノンリコース融資契約を三菱UFJ銀行と結び、プロジェクトファイナンスで調達される予定。発電した電気は大阪ガスが全量買い取り、再エネを必要とする顧客に供給する。

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