会員会社ニュース

三機工業が旧作業着をタオルにリサイクル
現場で活用、環境意識の醸成図る

三友新聞 2023年5月25日号 より]

三機工業(石田博一社長)は、昨年6月に実施した作業着のリニューアルに伴い不要となった旧作業着をリサイクルし、タオルを作成した。回収した在庫品を活用したもので、現場作業での利用を促すとともに環境保全への意識醸成を促す。

同社は昨年4月に新作業着を発表した。社員の声を参考にしながらポケットの配置など機能性と安全性を追求し、従来採用してきたグリーンにコーポレートカラーのオレンジラインを施して「三機らしさ」も演出。6月から新旧の切り替えを行った。

昨年6月から採用している新作業着

使用しなくなった旧作業着は回収し、未使用の在庫品と古着合わせて6tが集まった。旧作業着のリサイクルは、環境への配慮により当初から計画されていたもので、在庫品を分離・分解処理して、このほどフェイスタオルとハンドタオルとして製品化した。

タオルはまず、6月に三機工業とその協力会社が安全意識を再確認するため実施する「安全大会」の記念品として活用される予定。

回収した旧作業着

作製したハンドタオル・フェイスタオル

他の記事も読む