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デンカ・日本陸連が小学生向け「走り方教室」
講師に陸上レジェンド、有森さん・福島さん

三友新聞 2023年4月13日号 より]

デンカ(今井俊夫社長)と日本陸上競技連盟(日本陸連)は、新豊洲Brilliaランニングスタジアム(東京都江東区)で小学生を対象に「目指せ、陸上スペシャリストへの道!~レジェンドたちによる子ども走り方教室~」を4月2日に開催、小学生29名が参加した。

デンカは2018年から日本陸上競技連盟のオフィシャルスポンサーとなっており、「ウェルネス陸上」の実現に向けた日本陸連の活動を支援している。今般は陸上を通じた心身の健康の保持増進と生涯学習の機会提供を目的として企画されたもので、デンカと日本陸連が共同でイベントを開催するのは初めて。

イベントでは、まず陸連科学委員会が走る速さにおけるストライドとピッチの関係や、リレーでのバトンパスのコツなどを、実際の選手のデータや映像を使って解説するミニ授業の後、知識を学んでから、50m走、立ち幅跳びの記録計測や、保護者やデンカ社員も交えたリレー大会などが行われた。

講師の「レジェンド」は、元マラソン日本代表の有森裕子さんと女子100m・200mの日本記録保持者である福島千里さん。福島さんは短距離のスタート時における姿勢のポイントを説明し、50m走のタイム計測では早速実践する子供達の姿が見られた。有森さんは「諦めそうになったときにはどうすれば良いか」という質問に、「自分で決めた目標は絶対にやり遂げたいと思っていた。自分で決めた目標なら、きっと諦めない」とエールを送った。

福島さん(左)から有森さん(右)にバトンパスを実演
(写真提供:日本陸上競技連盟 / フォート・キシモト)

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