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服飾作品制作に「ウルトラスエード」
東レが無償提供、12月に大阪で展示

三友新聞 2022年11月24日号 より]

東レ(日覺昭廣社長)はこのほど、学校法人ミクニ学園大阪文化服装学院が行う特別授業と作品制作に向けて、スエード調人工皮革「ウルトラスエード」を提供した。

提供したウルトラスエードで制作された学生の作品は、グランフロント大阪が開催するクリスマスイベント内の特別企画「GRAND WISH STUDENT COLLECTION」で展示される。12月3日の特別イベントで披露し、翌4日〜25日までの会期中、グランフロント大阪北館館内各所で展示する。

制作に先立ち、10月4日には東レ社員が特別授業を学生に実施。学生達は生地や実際に採用された製品サンプルに触れ、ウルトラスエードに関する知識や具体的な縫製方法、後加工方法などを学んだ。作品制作に向けた積極的な質問も多く、素材への興味と関心の高さが窺えた。

特別授業の様子

東レは国内外のファッションやデザインに関係する教育機関に対し、ウルトラスエードの情報や素材の無償提供を行っているほか、若手デザイナーの育成支援を目的とした海外のファッションイベントやアワードへの協賛など、次世代のデザイナーへの支援活動も積極的に取り組んでいる。

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