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銀座に「王子の森」出現
王子HD、社有林材使い本社1階を改装

三友新聞 2022年10月27日号 より]

王子ホールディングス(磯野裕之社長)は、東京・銀座の本社1階エントランスをリニューアルした。

「森のフィールド」をコンセプトに、森林資源と共に歩む同社の想いをエントランスで表現。在来種の生木植栽と社有林の木材を使った什器を効果的に配し、都心のオフィスビルに居ながら森の癒しを感じることができる、リアルにこだわった空間づくりを目指した。

企画・デザイン・施工は乃村工藝社。北海道の王子HD社有林からトドマツやカラマツなどの針葉樹、ミズナラやカバなどの広葉樹を出材し、無垢材をふんだんに使用して木材ならではの美しく、温かみのある空間に仕上げられている。

豊かな植栽と、社有林材を使用した木製什器を配置

植栽については、室内の照度に慣らす順化と成長を促すLED照明を組み合わせた最新技術を導入。オフィスビルとしては最大規模の室内緑化を実現させた。

また館内の大型モニターでリニューアルに合わせて制作した動画「王子の森」を上映し、国内外の社有林を紹介しているほか、新設した展示スペースでは、木質由来の新素材や環境配慮型の新製品など、王子グループの最新情報を発信していく。

銀座で森の癒しが感じられる空間を目指した

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