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SBIグループと資本業務提携
SMBCグループが約800億円出資

三友新聞 2022年6月30日号 より]

三井住友フィナンシャルグループ(太田純執行役社長グループCEO、SMFG、総称=SMBCグループ)は、SBIグループと資本業務提携する。提携の一環として、SMFGはSBIホールディングスの第三者割当増資を引き受け、796億5,000万円を出資し、約10%の議決権を握る。

このほどSMFG、三井住友銀行(髙島誠頭取CEO、SMBC)、三井住友カード(大西幸彦社長、SMCC)、SBI証券、SBIHDが包括的資本業務提携について合意書を締結した。

両グループは2020年4月に戦略的資本・業務提携について基本合意しており、スマホ証券や金融サービス仲介業、対面証券ビジネスなどで連携を強化してきた。特にSMCCとSBI証券によるクレジットカードで投信が買える積立サービスは、2020年7月の開始から1年足らずで積立設定金額が100億円を突破し26万口座を超えるなど、提携が成果を上げる中で連携の強化をさらに進める。

SMFGによる出資は提携の象徴。持株会社間の資本提携を先行することで、紐帯を強化し発展に結び付ける。

また、SMBC・SMCC・SBI証券の3社で個人向けデジタル金融サービスにおける業務提携を実施。SBI証券がSMBCグループの個人向けデジタルチャネルでオンライン証券サービスを提供し、個人顧客の利便性を高める。

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