会員会社ニュース

東京ミッドタウン八重洲が9月先行オープン
三井不動産が東京駅前で開発

三友新聞 2022年3月24日号 より]

三井不動産(菰田正信社長)は、東京・八重洲で開発中の複合施設「東京ミッドタウン八重洲」を来年3月にグランドオープンさせる。商業施設は約60店舗。地下の13店舗及びバスターミナルは9月17日に先行開業する。

「東京ミッドタウン」としては六本木、日比谷に続く3施設目となる。東京駅前の八重洲地区では再開発計画が進められており、東京建物などによる「一丁目東」、三井不動産が参画する「二丁目北」「二丁目中」の3街区に1棟ずつ高層タワーが建てられる予定。「二丁目北」にあたる東京ミッドタウン八重洲は街区面積1.5ha、建物は地上45階、延床面積28万3,900m²。施工は竹中工務店。2018年に着工した。

東京ミッドタウン八重洲のフロア構成

39階から45階の高層にはイタリアの高級宝飾ブランド・ブルガリが手掛ける「ブルガリホテル東京」が日本初進出。7階から38階の中層はオフィスとし、テナント向け専用施設や会員制フィットネスジムなども設ける。

低層は小学校及び商業施設。9月17日に先行開業する地下の13店舗は、立食い寿司の「根室花まる」やヘルシーブリトー専門店の「フリホーレス」など。同日には「バスターミナル東京八重洲」もオープンする。バスターミナルは3街区共通で整備され、今回が第1弾となる。東京駅周辺の混雑する高速バス乗り場を集約し、利便性を向上させる。

他の記事も読む