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米州開発銀行の2債権に投資
大樹生命、中南米の貧困撲滅など支援

三友新聞 2022年2月24日号 より]

大樹生命(吉村俊哉社長)は、米州開発銀行(IDB)が発行する豪ドル建のEYEボンドとサステナブル・ディベロップメント・ボンドに投資を行った。

IDBは中南米・カリブ海加盟諸国における貧困と不平等の削減、地域の持続可能な成長の実現を目指し、6つの戦略的優先分野を定めている。EYEボンドはその中の「社会的インクルージョンと平等」と「生産性とイノベーション」、サステナブルボンドは「ジェンダー平等と多様性」に関連する取組みを支援するもの。

EYEは、教育(Education)、若年層(Youth)、雇用(Employment)を指し、調達資金はIDBが行うEYEプロジェクトに充てられる。サステナブルボンドの調達資金は、ジェンダーや多様性に関するプロジェクトに投じられる。

両債権とも、格付はAAA(S&P)、Aaa(ムーディーズ)。発行総額はEYEボンドが5,000万豪ドルで償還期間1年半、サステナブルボンドが1,600万豪ドルで償還期間15年。

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