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世界最大規模の脱炭素ファンドに出資
JA三井リースが23億円

三友新聞 2022年1月20日号 より]

JA三井リース(新分敬人社長)は、カナダの資産運用会社ブルックフィールド・アセット・マネジメントが昨年7月に設立した、温室効果ガス排出実質ゼロへの世界的な移行を加速する投資機会に特化した世界最大規模の投資ファンド「ブルックフィールド・グローバル・トランジション・ファンド」に2,000万米ドル(約23億円)を出資する。

ブルックフィールドは、不動産やプライベートエクイティ等の運用資産残高が6,000億ドルを超える世界最大級のオルタナティブ資産運用会社。インフラや再エネ分野では、クリーンエネルギーの開発・オペレーションをグローバルに手掛けている。同ファンドは、初回に70億ドルを調達しており、最終的には125億ドルを目指すとしている。また同ファンドでは、ブルックフィールドのインフラ領域における長年の実績を活かし、クリーンエネルギー投資のみならず、炭素を排出する業種の事業変革を行い、脱炭素化を実現するインパクト投資を行う方針。

JA三井リースは、ブルックフィールドの経験や実績への評価に加え、投資する事業の社会的意義にも共鳴し、出資を決定。同社はサステナビリティ経営を推進し、今後も、持続可能な社会の実現に向けて、企業活動を通じた社会課題の解決に取り組むとしている。

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