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三井倉庫HDがDX戦略策定
100億円投資で「圧倒的な現場力」へ

三友新聞 2021年11月11日号 より]

三井倉庫ホールディングス(古賀博文社長)は、物流を通じた顧客企業のサプライチェーンにおけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の実現を目的に、「三井倉庫グループDX戦略」を策定した。2025年3月期までに約100億円を投資し、人の力とテクノロジーの力の融合による「圧倒的な現場力」の構築を掲げる。

三井倉庫HDは重要施策を「攻めのDX」と「守りのDX」に体系化しており、攻めのDXとしてSCM(サプライチェーンマネジメント)の変化に対応可能なデジタルプラットフォームの構築、アプリなどのマイクロサービスの提供による顧客のSCM最適化支援に取り組む。守りのDXとしては三井倉庫グループの多様な物流機能への最新技術の導入によるスマートロジスティクスへの対応加速、オペレーション品質のさらなる向上と効率化推進に注力する。

物流という社会インフラを担う企業として、DX戦略による新たな価値創出で顧客企業及び社会への貢献を目指す考え。

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