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東京駅前再開発で43階新ビル構想
三井不動産など6者、2028年竣工

三友新聞 2021年11月11日号 より]

三井不動産(菰田正信社長)など6者は東京駅前の八重洲2丁目中地区で大規模再開発を始める。地上43階の複合ビルを建てる。2028年の竣工を目指す。

再開発が進む八重洲地区では東京建物などが手掛ける「1丁目東」、三井不動産による「2丁目北」(東京ミッドタウン八重洲)、6者共同の「2丁目中」の3街区に1棟ずつ高層タワーが建てられる予定。

今回の「2丁目中」は3街区の南端にあたり、現在は八重洲ブックセンターや八重洲三井ビルがある跡地を使用し、2024年に着工する。再開発組合員は三井不動産、鹿島建設、住友不動産、独立行政法人都市再生機構、阪急阪神不動産、ヒューリックの6者。総事業費は約3,200億円。

建物は地上43階・地下3階、敷地面積2ha、延床面積38万8,300m²。オフィス、店舗、劇場、短期滞在型のサービスアパートメント、インターナショナルスクールなどを備える。地下は東京駅、京橋駅、東京ミッドタウン八重洲などと接続する。

東京ミッドタウン八重洲は2022年8月の竣工を予定している。

八重洲2丁目中地区に建てる43階建複合ビルの完成イメージ

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