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三井化学が素材の魅力を発信
青山で「MOLpカフェ」開催、640名来場

三友新聞 2021年8月19日号 より]

三井化学(橋本修社長)の組織横断的なオープン・ラボラトリー活動「そざいの魅力ラボ(Mitsui Chemicals Material Oriented Laboratory=MOLp)」は、ライトボックススタジオ青山(東京都港区)で、素材の魅力を体感できる「MOLpカフェ2021」を7月13~17日に開催した。

MOLpカフェは2018年に初開催。2回目の今回は「NeoPLASTICism(新造形主義)」をコンセプトに新たな取組みと作品を発表すると共に、一部の展示アイテムを限定販売した。期間中にはおよそ640名が訪れ、三井化学が発信する素材の魅力を体感した。

代表的な展示としては、原料の配送に使われるフレコンバッグを再利用したトートバッグやウォレットに注目が集まった。フレコンは1tの重量物を約15年間運び続け、8~9割の強度が残った状態でも役割を終えると廃棄されていた。これを素材としてとらえ直し、アップリサイクルさせた。

ほかにもレジ袋に熱を加え何層にも貼り合わせてデザイン性豊かなパスケースにするなど、革新的なアイデアが随所に盛り込まれた展示で来場者を楽しませると共に、サステナブルな未来について考えさせるイベントとなった。

長期間の使用に耐えるフレコンバッグ

フレコンバッグを再利用したトートバッグやウォレット

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