会員会社ニュース

就業時間中のワクチン接種を「勤務扱い」に
三井倉庫HD、従業員のコロナ対策を後押し

三友新聞 2021年5月13日号 より]

三井倉庫ホールディングス(古賀博文社長)は、グループ従業員向けに新型コロナウイルスワクチン接種時の勤怠取り扱いについて「就業時間内の接種を認め、その時間を出勤扱いとする」などの対応を公表した。

対象者は三井倉庫グループ各社の正社員、嘱託社員、契約社員、パート、アルバイト、及びその家族。従業員本人が就業時間中に接種する場合だけでなく、付き添いが必要な家族が接種する場合にも従業員の付き添いを認め、いずれの時間も出勤扱いとする。また、ワクチン接種の翌日以降についても本人に副反応が出た場合、または家族に副反応が出て看護が必要な場合には有給休暇の取得を可能とする。

2回目以降の接種も同様の扱いで、対象期間は来年2月28日まで。三井倉庫ホールディングスでは接種を希望する従業員が不安や不満を持たずに働けること、また接種のための時間を柔軟に確保できることを制度面から支援する考えで、接種率向上の面からウイルスの蔓延防止に寄与するとしている。

他の記事も読む