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三井不動産が名古屋三井ビル北館を竣工
名古屋駅直結、商業・オフィスの複合施設

三友新聞 2021年2月18日号 より]

三井不動産(菰田正信社長)は、名古屋市中村区名駅に「名古屋三井ビル北館」を竣工させた。名古屋最大のビジネスエリア・名駅地区に位置し、名古屋駅とは地下街で直結する。

建物は地上20階、地下2階、敷地面積2,250m²、延床面積3万m²。施工は竹中工務店。名古屋駅至近にある名古屋三井ビル本館と新館の北側に位置する。商業施設は地下1階から地上2階、オフィスは3階及び5階から19階まで。一部のフロアにはバルコニーを備えるほか、最上階にはワーカー共用エリアとして緑地に囲まれたリフレッシュガーデン「キタソラ」を設えた。12階と13階には三井不動産のシェアオフィス「ワークスタイリング名古屋」をオープンさせる。

最上階の緑地「キタソラ」

商業施設はブランドショップが軒を連ねる名駅通りに面し、地下街と直結させることで名古屋駅から徒歩4分のスムーズな動線を実現。全13店舗が出店する。地下街には飲食店舗など、地上階にはグッチの名古屋旗艦店や資生堂ビューティーサロンを誘致した。

このほか、最新の環境性能や防災機能を導入。名古屋駅前の新たなランドマーク施設を目指す。

名古屋三井ビル北館の外観

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