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サッポロビールが2021年販売計画発表
ビール類で4.8%増の4,188万函目指す

三友新聞 2021年1月14日号 より]

サッポロビール(髙島英也社長)は、昨年の販売実績を踏まえた2021年の販売計画を発表した。

昨年のビール、発泡酒、新ジャンルを合わせたビール類の販売実績は前年比8.1%減の3,995万函。ヱビスビール・黒ラベルともに業務用で大きく減少したものの、家庭用の躍進が減少幅を補った。黒ラベル缶は6年連続で前年比増、ヱビス缶は4年ぶりに前年比増を果たした。新ジャンルは昨年2月に新発売したゴールドスターが計画を大きく上回るなど、2割近い伸びを示した。

今年の販売計画はビールで6.7%増、発泡酒で19%減、新ジャンルで4.6%増とし、ビール類全体では4.8%増の4,188万函を目標に掲げる。

ヱビスは1月製造分からレギュラータイプの「金」に加えて「ブラック」「プレミアムエール」の3種類をリニューアルするほか、期間限定の「ホワイト」などを発売し2020年比で5%増の741万函を目指す。

黒ラベルはオンラインイベントなどを催し、家飲み時間を提案。麦とホップとゴールドスターも春前にリニューアルし、新ジャンルの魅力を訴求する。ゴールドスターの販売計画は2020年比で3割増の624万函とした。

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