会員会社ニュース

本州化学工業にTOB実施
三井化学・三井物産で100%保有へ

三友新聞 2020年11月19日号 より]

三井化学(橋本修社長)と三井物産(安永竜夫社長)は、本州化学工業(福山裕二社長)に株式公開買い付け(TOB)を実施する。両社は約27%ずつの本州化学株式を保有しているが、最大で約97億円を投じ、TOBにより三井化学51%、三井物産49%の保有を目指す。

買付価格は1株あたり1,830円。日本のほか欧州、中国、台湾、トルコの競争法に基づく手続きや対応があるため、買付は来年5月頃に開始することを目指す。本州化学はTOBに賛同する意見を表明しており、TOBが成立した場合、本州化学は上場を廃止する。

三井化学は本州化学を連結子会社化することで、研究開発や生産技術に関する経営資源を積極的に投入していく考え。

他の記事も読む