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SMBCグループが医療ベンチャーを買収
スマホアプリで医療機関と患者つなぐ

三友新聞 2020年10月1日号 より]

三井住友フィナンシャルグループ(太田純執行役社長グループCEO、SMBCグループ)は、医療ベンチャーのプラスメディを買収、連結子会社化した。

プラスメディは、患者サービスの向上と医療機関の業務効率化を支援する個人向けスマートフォンアプリ「MyHospital(マイホスピタル)」を提供している。

データの利活用が求められる中、SMBCグループは金融機関として培ってきた社会的信用を活かし、個人情報を安心・安全に預かって利活用を促し、豊かな生活を実現することを社会的使命と捉えており、昨年来、三井住友銀行(髙島誠頭取CEO)と大阪大学医学部附属病院、日本総合研究所(谷崎勝教社長)は「医療データの情報銀行」に係る実証事業を進めてきた。

同社は買収について「SMBCグループの社会的信用や事業展開力が加わることで、より素早く、より多くの方々にプラスメディの先進的サービスをお届けすることができる」とした上で、コロナ禍で医療機関での滞在時間削減や業務効率化への期待が高まる中、マイホスピタルが重要な役割を果たすとみて、両社の強みを融合し豊かな社会・生活を実現していく考え。

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