会員会社ニュース

千葉県市原市で75MW級バイオマス発電所
東洋エンジニアリングが受注

三友新聞 2020年9月10日号 より]

東洋エンジニアリング(永松治夫社長、TOYO)は、市原八幡埠頭バイオマス発電合同会社が千葉県市原市に計画する75MW級の木質バイオマス専焼発電所建設プロジェクトを受注した。TOYOは発電設備一式の設計、機器資材の調達、建設工事、試運転までのEPC業務を一括請負で実施する。完成予定は2023年。

建設する発電設備には「再熱方式」を採用。タービンを一度通過した蒸気をボイラーで再加熱し、再度蒸気タービンへ通気させることで、高い発電効率を得ることができる。

TOYOは発電プラントを中心としたインフラ分野を中核事業の一つに位置付け、国内では太陽光やバイオマス発電などの再生可能エネルギー発電に注力している。バイオマス発電所はこれまでに茨城県、富山県、鳥取県、北海道、愛知県で50MW級、静岡県で75MW級のプロジェクトを受注しており、今回が7件目の案件となる。

他の記事も読む